作らせたのはジョセル王という第三王朝のファラオです。
クフ王などギザのピラミッドは第四王朝のものなので
ひと世代古いピラミッドと言う事になります。
このピラミッド、古いから階段状なのかと言えば
元から階段状に作ろうと計画されたピラミッドです。
彼の時代にはまだピラミッドは無かったのですから
ギザの三大ピラミッドのような形はイメージせず
古いマスタバ墳墓の発展形でした。
台形のマスタバと呼ばれる盛り土をしたものです。
階段ピラミッドが1段目しかない状態ですね。
この階段ピラミッドも元々はマスタバ墳墓でしたが
ジョセル王が「もっとすごいの作ろう!」と
どんどん大きくなっていて今の形となりました。
なので、ピラミッドに近づいてみてみると
増設している様子がよくわかります。
また、積み石の大きさも特徴的です。
最初のピラミッドで作り方も決まっておらず
いろいろと試行錯誤をしたのかと思いますが
積み石もマスタバ用の小さなものです。
ギザのピラミッドと比べると煉瓦みたいです。
見ての通り、石が小さすぎて崩れています。
危険なので登ることは不可能ですね。
全体的に崩落が激しくてえぐれているので
近づいてみると、ちょっと怖い感じです。
玄室と呼ばれる棺を置いた部屋は
マスタバ墳墓と同じように地下にあります。
地下宮殿の様子はテレビで放映されているので
エジプト好きな人は見たことがあると思います。
残念ながら観光客は地下には入れないようですが、
上から見るだけでも、その大きさが分かります。
落ちたら大変なので気をつけないと。
ピラミッドへの入り口もきれいに残っています。
内部には古代ギリシアっぽい柱がありますが
こちらの方が2000年くらい古いですね。
自然と似てしまう事ってよくあるんです。
神殿内部には野良犬と野良人が住んでいて
あんまりじっくり見て回れませんでした。
なんか、野良犬は確実に病気もってそうで
噛まれないように急いで通り過ぎました。
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